「経営企画って、結局何をする部署なのか?」
「中計の資料は作れるけど、経営の本質には踏み込めていない気がする」
そんな悩みや違和感を持つ企業が、実は少なくありません。
私自身、上場製造業で経営企画部門を立ち上げ、数多くの中計策定やM&Aに関わってきた経験から、
“本来あるべき経営企画”と、うまくいかない経企の違いを強く感じています。
よくある「機能しない経営企画」の3パターン
- 専制型:経営の意向をそのまま現場に押しつける
- 執事型:経営者の指示待ちに終始する“便利屋”
- ホチキス型:現場の声を束ねるだけで経営視点がない
いずれも、「経営の視座」か「現場の共感」のどちらかが欠けており、組織を前に進める力を発揮できません。
本来の経営企画とは?
- 経営者と同じ視点で課題を特定・優先順位づけする
- 現場と向き合いながら、課題解決を“仕組み化”する
- 戦略と現場実行をつなぐ“翻訳者”であり“推進者”である
このような立ち位置が、「成果の出る経営企画」に不可欠です。
▶ note記事では、実務別の具体例も紹介しています
- 中期経営計画の進め方(各型ごとの典型動き方も整理)
- M&A戦略の企画〜PMIまで、現場との連携がある場合とない場合の違い
- 「経営の視座×現場の共感」マトリクス図による整理
💡 関連サービスのご案内
WyM Consultingでは、次のような企業様向けに経営企画機能の立ち上げ・強化支援を行っています:
- 経営企画部門の立ち上げ設計/既存機能の再構築
- 中期経営計画の策定ファシリテーション/社内巻き込み
- M&A戦略立案、ロングリスト設計、PMI推進支援
- 「戦略⇔現場」を橋渡しする経営ミーティング体制構築
📝 まとめ:経営企画は「間に立つ」から価値がある
経営と現場、それぞれの言語を理解し、翻訳し、動かす。
経営企画が持つべきスタンスは、「ただの情報整理屋」ではなく、実行までをドライブする“伴走者”です。
この機会に、御社の経営企画機能を見直してみませんか?
詳細はnote記事で詳しくお伝えしています。
WyM Consulting 高橋佳希
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